アスリアの「ことば」に関する雑知識

語源、名言、音楽関連の言葉など、言葉に関する雑学のブログです。

ラジオ深夜便 遠藤周作の絶望名言

 

遠藤周作の絶望名言
夜中にふとんをひっかぶっていると、昨日、今日の、あるいは過去の恥ずかしいことが蘇り、あ~、あ~、あ~と思わず声を立てているのです。なんだそんなことか、と思われる方は気の強いヤツ。気の弱いヤツなら、このような経験は必ずあるはずだ。それがないようなヤツは、友として語るに足りぬ。

真夜中ねむっていて、ふと目がさめたときに、その向こうの一つが不意に記憶からよみがえってくることがある。そんなときはいたたまれない気になって、あーとかぎゃーとかわけのわからぬ声を上げてしまうのだ。それも家中に響き渡るような大声で。これはわたしひとりかと思ってある日そのことをそっと友人に打ち明けると、「おまえもか。おれもだ」と、その男も情けないような、懐かしいような顔で言ったから、読者の中にも同じ経験の方が沢山折られることだろう。だが嘆くことはない。カトリックの神父さんも同じ経験をしているのだ。

ラジオ深夜便 川端康成の絶望名言

言葉が痛切な実感となるのは、痛切な体験のなかでだ。

 

忘れるに任せる、ということが、結局、最も美しく思い出す、ということなんだな。

 

なんとなく好きで、そのときは好きだと言わなかったひとのほうが、いつまでもなつかしいのね。忘れないのね。

 

なんの秘密のない親友なんとというのは病的な空想で、秘密のないのは天国か地獄のことで、人間の世界のことじゃないよ。なにも秘密のないところに、友情は成り立たないよ。友情ばかりでなく、あらゆる人間感情は成り立たないね。

 

いかに現世を厭ってはなれにしても、自殺は悟りの姿ではない。

いかに徳のあるおこないをしても、自殺者は大聖にはなれない。

 

 

 

 

ラジオ深夜便 向田邦子の絶望名言

 
「じいちゃんは、悲しかったのだ。生き残った人間は生きなければならない。生きるためには、食べなくてはならない。そのことがあさましく、悔しかったのだ」


「自分でも納得して、きっぱり別れたつもりでいるしょ。思い切って遠くの土地へ行って、新しい仕事をはじめて、昔の暮らし、すっかり忘れたつもりでいるでしょう。そうはいかないのよ。からだのなかに残っているのよ」


「おふくろが握っていたのは、果物ナイフだった。うちで一番切れない、リンゴの皮もむけない果物ナイフだった。さびしくて、つらくて、とても生きていけないと思って、しかし、本当に死ぬには未練がありすぎて、ほんとうはみんなに止めてもらいたくって、死んだふりをしてしまいたい気持ちをごまかして、きっと、生きていく」


「あれ……なんてったかな? 将棋の駒、ぐしゃぐしゃに積んどいて、こう、引っ張ってとるやつ。一枚、こう、とると、ざざざっと崩れるんだなぁ。おかしな形は、おかしな形なりに均衡があって、それがみんなにとって幸せな形ということも、あるんじゃないかなぁ……」


「人間なんてものは、いろんな気持ちかくして生きてるよ。腹かち割ってはらわた曝け出したら赤面して、表歩けなくなるようなもの抱えて暮らしているよ。自分で自分の気持ちにふたして知らん顔して、なし崩しにごまかして生きてるよ」

ラジオ深夜便 ベートーヴェン 絶望名言

わたしは、何度も神を呪った。
神は自らが作り出したものを
偶然のなすがままにする。
そのために、最も美しい花でさえ、
滅びてしまうのだ。

人生は美しい。だが私の人生には、
苦い毒が混ぜてある。

できることなら、わたしは運命と闘って勝ちたい。
だが、自分がこの世の中でもっとも惨めなものではないかと感じてしまうことがある。あきらめるしか、ないのだろうか。あきらめとは、何て悲しい隠れ家なんだ。しかも、それだけが今の私に残されている隠れ家なんだ。

これらすべての不幸を超越しようと、わたしも頑張ってみた。しかし、どうしたらわたしにそんなことができるだろうか。

希望よ、悲しい気持ちでおまえに別れを告げよう。いくらかは、治るのではないか、そういう希望を抱いてここまで来たが、いまや完全にあきらめるしかない。秋の木の葉が落ちて枯れるように、わたしの希望も枯れた。ここに来たときのママ、わたしはここを去る。美しい夏の日がわたしを励まし、勇気もわいたが、それもいまは消え去った。ああ、神よ。一日でもいいから、わたしに喜びの日を与えてください。本当の喜びが心に響き渡る、そういうことから、なんと遠くなってしまったことでしょう。再び、そんな日が来るのでしょうか。もう、決して来ない? そんな。それはあまりにも、残酷です。

「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」
「羊飼いたちの歌う声にみんなが耳を傾けているのに、わたしだけは全然聞こえなかったとき、それはなんという惨めさだっただろう。
自ら命を絶つまであとほんの少しのところだった。わたしを引き留めたのは、芸術だった。自分が使命を感じている仕事を成し遂げないで、この世を見捨ててはいけないように、思えたのだ」

 

 

ラジオ深夜便 「絶望名言」01

己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、求めて詩友と交って切磋琢磨せっさたくまに努めたりすることをしなかった。かといって、又、己は俗物の間に伍ごすることも潔いさぎよしとしなかった。共に、我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心との所為せいである。己おのれの珠たまに非あらざることを惧おそれるが故ゆえに、敢あえて刻苦して磨みがこうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々ろくろくとして瓦かわらに伍することも出来なかった。己おれは次第に世と離れ、人と遠ざかり、憤悶ふんもんと慙恚ざんいとによって益々ますます己おのれの内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった。人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。己おれの場合、この尊大な羞恥心が猛獣だった。虎だったのだ。

ごぜん様さまのリスナー&MCたちの名言・珍言

「ごはんを美味しく食べてくれる人と結婚しなさい」

「体重が軽いんだから、いまのうちに体力を付けておきなさい」

「祖父のへそくりは、ここだよ!」

おばあちゃんの遺言名言:
「あなたはおじいちゃん似で血色が悪いから、必ず口紅を塗って
外を出なさい」

雨が降っているなかを駆けていく男の子に、「傘持っていかないの?」
ときくと、
「おれ、雨をよけれるんで!」
どや顔で言った。

「仕事は結果ではなく、経過だよ」

「言うことをきかない子は、ろくでなしって言うんだよ!」

「仕事も生活の一部だから、いつも通りにしようと思えば良いんだよ」
「怒るとしかるは違う」
「仕事はニコニコしているひとのところへやってくる」
「仕事は忙しいひとのところへやってくる」
「仕事は失ってから大切だったことに気づくんだよ。いまを大切にね」
「仕事だって風邪をこじらすことがあるからね……。
 少し休んで養生して、またがんばればいいよ」

「やらなければならないことは、すぐやりなさい。
やらなくていいことは あとでもできます」

いじめられていたリスナーに、家族は、「だいじょうぶ。家族だけは味方だよ」

「死ぬこと以外はかすり傷」

「だんなの女癖はなおらない。病気なら治るけど、癖はなおらないから」
「ひとを嫌いになるよりも、好きになる努力が大事だよ」
「ひとを好きになるのに理由はない。嫌いになるには、理由がある」