アスリアの「ことば」に関する雑知識

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七味唐辛子

 うどんやそばにかけるもの。
 原料の唐辛子に各種の副原料を加えることで、風味をつけるとともに辛味をほどよく抑えている。調合に用いる副原料は生産者によって異なるが、以下がよく使用される。
 芥子(けし、ケシの実)
 陳皮(ちんぴ、ミカンの皮)
 胡麻(ごま)
 山椒(さんしょう)
 麻の実(おのみ、あさのみ)
 紫蘇(しそ)
 海苔(のり)
 青海苔(あおのり)
 生姜(しょうが)
 菜種(なたね
 七味唐辛子というのは上方風の名前であり、江戸・東京では七色唐辛子、七種唐辛子(なないろとうがらし)である。しばしば略して「なないろ」と言う。唐辛子は「とんがらし」とも発音される。
 かつての七味唐辛子売りは、材料を別々の容器に入れておき、客の目の前で客の好みにあわせて調合した。材料を説明する口上がおもしろく、大道芸の一種ともなり、特に上手い者は興行師に雇われて演じることがあった。21世紀の初めにも、東京の一部の縁日の屋台の七味唐辛子売りで聴くことができる。